嫌い⇒超尊敬の「お父さん」

今週のお題「おとうさん」

小学1年生の時に作文を書いて、地元のラジオ局のコンクールに入賞したことがありました

 

作文のタイトルは、ズバリ「ぼくのお父さん」!

 

あらすじは、

お父さんが仕事帰りに、おもちゃを買ってきてくれた

風を受けて、走る車で、すごく嬉しかった

お父さんが好きになった

その後、お父さんがお風呂に入り、一緒に入るぞ~と呼ばれた

好きなテレビを見ている時だったのに、しつこく呼ばれて、一緒に入ることになった

最後まで、テレビが見られなかったので、やっぱりお父さんが嫌いです

 でした

でも、元?の作文を、当時の担任だった国語の先生に、最後の部分が「だからお父さんが好きです」と収まるように、校正され、その作文が受賞したのを覚えています

(どうやって、最後の部分につながる文章にしたのか、覚えていません、自分で考えていないから?・・でしょうか)

 

当時、「お父さんとお母さんとどっちが好き?」と聞いてくる父に、はっきり「お母さん」と答えられなかった自分でした

なので、作文には、はっきり「父が嫌い」と書いてしまった後ろめたさから、作文の内容を覚えているのだと思います

 

小学1年生の時、我儘で、しつこい父が嫌いだったな~と思い出せるエピソードです

父嫌いは大学入学で実家を離れる高校卒業まで続きましたが・・・

 

実家を離れて、少し大人になったのと、父が脱サラして始めた定食屋で懸命に働く姿を帰省した時に見たことで、嫌いな気持ちは消えました

 

父は52才で定食屋を始め、60才過ぎまで頑張ってくれました

 

店じまい後は、好きだった将棋三昧の日々を楽しんでいましたが、緑内障が進行するにつれ、難しくなり、67才で完全に失明したのでした

 

中途失明でも、不思議と暗さを見せない父(人知れず落ち込んだ時期もあったはずですが・・)を尊敬しています

 

きっと一緒に暮らす母が明るい人だから、父もそうしていられるのだと思うのですが、もうすぐ84才の父だけでなく、明るい母にも元気でいて欲しいと思います

 

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