超円安を賃上げで受け入れ◆2022年4月23日

超円安

ひでまるgglです

 

円安による原材料高で各種商品の値上げがニュースになっています

 

おいおい物価指数に影響し、インフレになります

 

インフレは、【財やサービスの一般的な価格水準が持続的に上昇すること】です

 

インフレにつながる円安を受け入れるか、円安を止めるためにドルとの金利差を縮める公定歩合を引き上げるか、政府日銀は、どちらか選ぶ必要があります

 

円安を止めるためには、政府が保有する外貨(ドル)資産を売る、ドル売り円買い介入もありますが、外貨保有量には、限りがあるため、暫定策になります

 

個人的には、インフレに対応した賃上げとセットであれば、円安を受け入れたいです

 

 

1)賃上げについて

ここ30年間を見ると大卒初任給の給料は、微増です

 

約30年間で、10%程度しか上がっていないです

 

◆大卒初任給の比較

1992年 19万円

2020年 22万円

約30年間の年平均上昇率は0.5%

CAGR計算機(年平均成長率率)

 

大卒初任給の推移

 

 

2)インフレ率について

1992からのインフレ率は1.52%でした

 

 

2つの日付けのインフレ率と価格推移計算

 

 

3)金利引き上げについて

政府に金利を上げて欲しいのは、賃上げによる景気回復後です

 

1992年に郵便貯金の定額貯金は、金利が年率5%でした

 

年率5%は、10年で元金が約1.5倍に増える金利です

 

 

複利計算シミュレーション元金30万円金利5%

 

その後バブル崩壊と共に金利は下がっていきました

 

まとめ)

田舎の土地を買った両親が、「昔は高いと思った土地だけど、いまは、物価が上がったので、借金の返済が楽なのよ」

 

と、言っていたのを子供心に覚えています

 

当時は、土地を買うと、インフレで借金の負担が軽くなるんだ、とインフレが、普遍の定理のように思っていました

 

住宅ローンもあるし、金利引き上げは、賃上げとインフレで、借金の実質負担が減るまで待って欲しいです

 

 

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