ひでまるgglです
円安が進み、1ドル130円台になりました
この勢いは予想通りです
日銀が金利を上げれば、円安進行は収まりますが、円売りの主導グループは政府日銀がそうすることはない、と見込んで円を売り浴びせています
政府日銀の最後の手段は、ドル資産を売り円を買う為替介入です
現在の円売りグループを止めるには、政府日銀が何もしない、と思わせた所での為替介入が効果的です
1ドル135円まで売らせた所で、ドル売りを仕掛け、130円位まで戻せれば、売りグループの円売りが破綻し巻き戻しの円高に振れるのでは、と想定しています
日銀は135円も静観し、140円台まで事を起こさないかもしれません
日銀の為替介入のチャンスは、1回だけと思います
その1回で円売りグループにダメージを与え、円の巻き戻しを起こさないとじわじわと円安が進むことになりそうです
輸入財のコスト上昇による多少のインフレは、日本全体の賃上げのトレンドが生まれると、2002年水準の135円台までは、メリットがあるのでは、と思います
なんとなくの感覚ですが、円安水準の決まり方は、そんなものだろうと思います
オーバーシュート気味の円安はあるかもしれません
20年ぶりの2002年の135円台までは、政府日銀は動かないと予想します
インフレは借金が目減りする、と言われますが、物価が上がった直後は、可処分所得が減ります
そんな中で借金を返済しなければいけないので、きつそうです
借金の実質負担が減ったと実感できるのは、物価上昇にスライドして、給与が上がった時です
給与が物価スライドしなければ、可処分所得が減った状態が続くので、インフレがいつでも借金持ちに良いわけではなさそうです
借金へのインフレの影響は、借金残高と毎月の返済の二面で考える必要があります
円安
⇒輸入財値上がり
⇒物価上昇・インフレ
⇒可処分所得減
⇒借金の負担増
⇒給与引き上げ
⇒借金の実質負担減
ロイター)コラム:過去最大に達した実質的円安、その功罪と行方=亀岡裕次氏
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