これから調べる半導体業界◆配線微細化が導く市場拡大、勝ち組企業エヌビディア他、製造分業構造

半導体プロセス

ひでまるgglです

 

半導体業界で、20年以上働いています

 

半導体業界への世界の人々の関心の高まりは、台湾危機、コロナ禍をきっかけに継続的なものになりました

 

これから半導体業界を調べてみよう、という方のために、半導体業界の特徴をいくつかの書き出したいと思います

 

1)市場規模の拡大

数年おきのサイクルで投資縮小局面もありますが長期的に成長を続けています

 

近年は自動車業界を超えた、とのデータもあります

 

 

2)投資を促す先端チップ配線の微細化進展

 

業界でロードマップが作成されており、デバイスメーカー、製造装置メーカー、部品メーカーとも、マイルストーンが共有されている

 

 

 

 

3)主要プレイヤーの固定化

 

勝ち組につく戦略が有効!!

 

先端チップのCPUやメモリー、GPUの開発メーカー、生産メーカーは10年以上前からほぼ固定化されています

装置メーカー

 

半導体メーカー

 

4)製造分業体制の確立

 

2000年頃まではインテル主導で半導体微細化の生産技術が導入されてきましたが、TSMC.サムソンのファウンドリー事業参入により開発に特化して半導体事業を展開できるようになりました

 

スマホ用チップのクアルコム、GPUのエヌビディア、CPUのAMDなどもブアブレスメーカーです

 

ファウンドリー生産額シェア

 

ファブレス半導体メーカー

 

5)半導体製造装置別市場金額

 

後工程より前工程装置、前工程では露光装置、エッチング装置の市場規模大

 

露光装置はASMLが先端微細化独壇場

 

エッチング装置は東京エレクトロン、LAMリサーチ、アプライドマテリアルが3強

 

 

 

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